真庭
巨木探訪:〜落合町(4)
ここからは帰途になる。
往路の県66に戻らなければいけない。
東に向かっているとセブンイレブンから700mほど進んだ所で道の右手、信号のすぐ傍にあるムクノキが目についた。
『余河内→』の道標があるところである。
そんなに大きくもないか…と思ったが、とりあえずチェック。
車を乗り入れ樹下に行ってみると、これが以外に巨木。
道路側からは枯れかけた主幹しか見えなかったのだが、反対側に回ると太い枝が突き出している。
幹周は4mくらいはあるのではないだろうか。
根元には『木山様』の祠。(おそらく木山神社を勧請したのであろう)
勝手に「古市場木山様のムクノキ」と名付ける。
すぐ近くには幹周3mくらいのイチョウがあり、こちらはかなりの樹高。
樹齢は若いのかもしれないが枝張りが良く、ついでに写真を撮った。

   ムクノキ」    イチョウ
地図はこちらへ


さらに東に戻り『道の駅醍醐の里』に寄る。
目的は落合羊羹。
実はこれが大好き。
難なくゲットして、後は一路県66を帰るのみである!

ここで往路で寄れなかったポイントを訪ねる。
まずは加茂川町との境界の手前から左折して旭町旦土に下る県333へ。
この県道がまたすごい。
思わず「キャッホー!」と叫んでしまいそうなスーパー県道である。
絶対にすれ違うことはできない山中の道、路傍のポールだけが県道であることを唯一示している。
下ること1.5km、左手に神社が見える。
県道は神社の傍らを掠めて通っているのだが、その県道沿いに「大滝神社のイチョウ」がある。
このイチョウの特徴は、何と言ってもその根上がりである。
道に面して絡みあった根が剥き出しになっているのだ.
道を作るために土地を削ったら根が出てきました、と言うのでは何か納得できない。
どのような経緯があったのかは知る由もないが…
現在、このイチョウの樹下は県道拡張工事中である。
今よりも幅員2.5倍にはなりそうな工事であるが、通った人はイチョウを見て何を思うのであろうか…
(写真で根上がりの手前に県道が写っているが、この狭さがわかっていただけると思う。)

           イチョウ
地図はこちらへ


一番上へ