巨木探訪:新庄村(1)
夏の間に北方面および県境周辺を精力的に廻ったが、新庄村を取りこぼしていた。
新庄村の周辺は概ね済ませているので、行くとすれば新庄村だけがターゲットである。
わざわざ赴くのもなぁ、とも思ったが、そこだけをのんびり廻るのもまた良かろう、
とも思い、連休初日に訪れることにした。
探訪に当たっては新庄村文化財保護委員会編集の『新庄村の名木・古木』という図書を参考にした。
この本には53本の樹が載せられているのだが、もちろん巨木ばかりではない。
さらに巨木であっても到底行けないような場所にある樹も紹介されている。
たとえば「朝鍋のブナ」は朝鍋鷲ヶ山の9合目にある。
さすがの私もブナ1本を探訪するために登山までする気はない。
また「献花谷のトチの木」の紹介文には『献花谷は足場が悪く危険であるので、この大トチやカツラの探訪はお奨めできない。』と書いてある。
こんな場所に行けるわけがないではないか。
ということで、行けそうな場所にある巨木だけを選定して探訪することにした。
新庄村に至るにはいろいろとルートがあるが、新庄村だけの探訪に一般道を走って行くのもちょっと面倒臭い。
いろいろ考えた末、高速を使って米子道の湯原で降り、県55→国181で入るのがベストと思われた。
さて、出発は12:10。
快調に走っていたら総社PAのあたりから渋滞が始まった。
延々と続くこと8km。
途中パトカーが2台走って行ったので事故渋滞かと思ったのだが、実は4車線化工事のため車線が減少することによる渋滞であった。
じりじりしながらようやっと渋滞を抜けると、今度は高梁出口付近で渋滞。
こちらは故障車が原因だったようである。
そんなこんなで、湯原で降りた時には既に15:10。
とんでもない時間の無駄遣いである。
おまけに今回は弁当を用意していなかったので、空腹も限界である。
いっそのこと下の道を走るべきであったと後悔してももう遅い。
とにかくまずは新庄村に辿り着き、一刻も早く『道の駅』に寄って腹ごしらえとトイレを済まさなければ。
県55を一気に駆け抜けて行くと、道の真ん中に野生のサルがいた。
新庄村の『道の駅』に到着したのが15:35。
とりあえずトイレを済ませて食堂に入り『熊笹うどん』を注文。
なかなか美味しいうどんであったが、味わっている余裕はない。
急いで食べ終わり、探訪を開始した。
まずは「大歳神社のスギ」である。
『道の駅』から国181を1kmほど進んで行くと、道路左手脇に大歳神社がある。
ここのスギは幹周6.34m、社叢のいちばん左手に見えるスギがそれである。
2本の主幹と4本の支幹で、根元は半分剥き出しの様相を呈している。
右手の方にあるスギも幹周4.0mである。
大歳神社から500mほど戻り、役場近くの信号を左折。
1.5kmほど走り『足羽商店』の先にある小さな橋を右折。
そこから500mほど北方にあるのが御鴨神社で、ここにもスギの巨木がある。
社叢全体が見事なスギで形成されているが、リストに挙がっているのは社殿の左右に立っているスギである。
左手のスギは幹周4.8m、右手のスギは4.6mである。
新庄村の周辺は概ね済ませているので、行くとすれば新庄村だけがターゲットである。
わざわざ赴くのもなぁ、とも思ったが、そこだけをのんびり廻るのもまた良かろう、
とも思い、連休初日に訪れることにした。
探訪に当たっては新庄村文化財保護委員会編集の『新庄村の名木・古木』という図書を参考にした。
この本には53本の樹が載せられているのだが、もちろん巨木ばかりではない。
さらに巨木であっても到底行けないような場所にある樹も紹介されている。
たとえば「朝鍋のブナ」は朝鍋鷲ヶ山の9合目にある。
さすがの私もブナ1本を探訪するために登山までする気はない。
また「献花谷のトチの木」の紹介文には『献花谷は足場が悪く危険であるので、この大トチやカツラの探訪はお奨めできない。』と書いてある。
こんな場所に行けるわけがないではないか。
ということで、行けそうな場所にある巨木だけを選定して探訪することにした。
新庄村に至るにはいろいろとルートがあるが、新庄村だけの探訪に一般道を走って行くのもちょっと面倒臭い。
いろいろ考えた末、高速を使って米子道の湯原で降り、県55→国181で入るのがベストと思われた。
さて、出発は12:10。
快調に走っていたら総社PAのあたりから渋滞が始まった。
延々と続くこと8km。
途中パトカーが2台走って行ったので事故渋滞かと思ったのだが、実は4車線化工事のため車線が減少することによる渋滞であった。
じりじりしながらようやっと渋滞を抜けると、今度は高梁出口付近で渋滞。
こちらは故障車が原因だったようである。
そんなこんなで、湯原で降りた時には既に15:10。
とんでもない時間の無駄遣いである。
おまけに今回は弁当を用意していなかったので、空腹も限界である。
いっそのこと下の道を走るべきであったと後悔してももう遅い。
とにかくまずは新庄村に辿り着き、一刻も早く『道の駅』に寄って腹ごしらえとトイレを済まさなければ。
県55を一気に駆け抜けて行くと、道の真ん中に野生のサルがいた。
新庄村の『道の駅』に到着したのが15:35。
とりあえずトイレを済ませて食堂に入り『熊笹うどん』を注文。
なかなか美味しいうどんであったが、味わっている余裕はない。
急いで食べ終わり、探訪を開始した。
まずは「大歳神社のスギ」である。
『道の駅』から国181を1kmほど進んで行くと、道路左手脇に大歳神社がある。
ここのスギは幹周6.34m、社叢のいちばん左手に見えるスギがそれである。
2本の主幹と4本の支幹で、根元は半分剥き出しの様相を呈している。
右手の方にあるスギも幹周4.0mである。
大歳神社から500mほど戻り、役場近くの信号を左折。
1.5kmほど走り『足羽商店』の先にある小さな橋を右折。
そこから500mほど北方にあるのが御鴨神社で、ここにもスギの巨木がある。
社叢全体が見事なスギで形成されているが、リストに挙がっているのは社殿の左右に立っているスギである。
左手のスギは幹周4.8m、右手のスギは4.6mである。