巨木探訪:湯原町(1)
篠ヶ乢から4kmほど東に向かった見明戸地区で左手の県323に入る。
この道も山道かと思いきや、やはり2車線の広い県道である。
3kmほど進むと丘陵を越え、少し開けた金ヶ原地区になる。
『本明寺口』のバス停があるところで右折すると200mほどで本明寺に到着。
本堂の背後に突出して目立っているのが『本明寺のモミノキ』である。
寺の背後の石段を登ると、モミノキは庚申堂の傍らに立っており、資料によると樹高は40m。
真下から見上げると樹冠は見えない。
幹周、樹高ともに県下一のモミノキである。
ここまでの予定を難無くこなしたので時間にはかなりの余裕がある。
湯原町の探訪候補樹をいくつか用意しておいたのだが、ここはかの有名な『刑部佐波良神社の大杉』(別名:県社の大杉)を訪ねてみることにした。
県55を下りきって国313に合流し、500mほど南下した左手の橋(加佐見橋)を渡ると県56である。
道は旭川の対岸をしばらく走ってから東方の山の中に向かう。
比較的細い道であるが普通車でも十分に通行可能。
道なりに進んで行くと2ヵ所に大杉への案内板があり、迷うことはない。
橋を渡って2.5kmほどで刑部佐波良神社に到着。
広い駐車場の向こうに大杉が見えている。
この大杉が有名になったのは、何と言っても2003年に放送されたNHKの大河ドラマ『宮本武蔵』に登場したからである。
少年時代の武蔵が悪戯をして和尚に吊るされた樹のロケーションに使われたことで全国的に知れ渡った。
大杉の傍らの石段の下には顔の部分をくり抜いた記念撮影用の看板まである。
それはさておき、確かにこの大杉のすごさは半端ではない。
幹周は県下第5位であるが、根元の下を清水が流れている。
枝は四方に張り出してから持ち上がる、いわゆる“暴れ杉”。
どの角度から見ても、近寄っても離れて見ても感動の溜息が出る。
樹勢も良く、まだまだこの姿形を留めていそうである。
大杉ばかりに目を取られてしまうが、実はこの県社の境内にはモミ、ムクノキの巨木があり、裏手に入るとスギ、ケヤキ、カシの巨木が数本ある。
これもおまけに見ておくべきであろう。
この道も山道かと思いきや、やはり2車線の広い県道である。
3kmほど進むと丘陵を越え、少し開けた金ヶ原地区になる。
『本明寺口』のバス停があるところで右折すると200mほどで本明寺に到着。
本堂の背後に突出して目立っているのが『本明寺のモミノキ』である。
寺の背後の石段を登ると、モミノキは庚申堂の傍らに立っており、資料によると樹高は40m。
真下から見上げると樹冠は見えない。
幹周、樹高ともに県下一のモミノキである。
ここまでの予定を難無くこなしたので時間にはかなりの余裕がある。
湯原町の探訪候補樹をいくつか用意しておいたのだが、ここはかの有名な『刑部佐波良神社の大杉』(別名:県社の大杉)を訪ねてみることにした。
県55を下りきって国313に合流し、500mほど南下した左手の橋(加佐見橋)を渡ると県56である。
道は旭川の対岸をしばらく走ってから東方の山の中に向かう。
比較的細い道であるが普通車でも十分に通行可能。
道なりに進んで行くと2ヵ所に大杉への案内板があり、迷うことはない。
橋を渡って2.5kmほどで刑部佐波良神社に到着。
広い駐車場の向こうに大杉が見えている。
この大杉が有名になったのは、何と言っても2003年に放送されたNHKの大河ドラマ『宮本武蔵』に登場したからである。
少年時代の武蔵が悪戯をして和尚に吊るされた樹のロケーションに使われたことで全国的に知れ渡った。
大杉の傍らの石段の下には顔の部分をくり抜いた記念撮影用の看板まである。
それはさておき、確かにこの大杉のすごさは半端ではない。
幹周は県下第5位であるが、根元の下を清水が流れている。
枝は四方に張り出してから持ち上がる、いわゆる“暴れ杉”。
どの角度から見ても、近寄っても離れて見ても感動の溜息が出る。
樹勢も良く、まだまだこの姿形を留めていそうである。
大杉ばかりに目を取られてしまうが、実はこの県社の境内にはモミ、ムクノキの巨木があり、裏手に入るとスギ、ケヤキ、カシの巨木が数本ある。
これもおまけに見ておくべきであろう。