巨木探訪:新庄村(2)
滑り出しは順調。
次は「田浪のイヌシデ」。
御鴨神社から一旦県58に戻り、少し北上するとすぐに左手に『不動滝』『毛無ヶ山』に向かう道が分れている。
標識も立っているので間違うことはない。
2kmほど走ると左手に『雌滝』がある。
そのもう少し先から左手に登る道が分れており、この道を進んで行くと『雄滝』がある。
田浪地区はそこから1.5kmほど進んだところである。
この『不動滝』の辺りにも巨木があるのだが、それは後回しにして田浪地区へ。
本には『地区の人との会話の中でこの巨木の存在を知った。普段通い慣れている道の傍にこんな大樹があったとは…』と書かれている。
ちなみにこの本には樹の所在地の地番は記載されていない。
頼りになるのは記述されている内容と付属の5万分の1の地図だけである。
しかし地図が頼りにならないことは美星町で経験済みである。
しかしとりあえずは記述を参考に、地図で大まかな見当(道のどちら側にあるか、分かれ道の近くか、など)をつけて行くしかない。
さて、見当をつけた辺りの道沿い右手に注意を集中して走ってみたが…それらしき樹は見えない。
道の傍らと言うからには、道から10mも離れておらず視界を遮る物もないのであろう。
見落としているはずはない。
少し先の分かれ道まで走ってUターン。
今度は左手に集中するわけであるが、待てよ、もしかしたら開けた場所ではなく山裾とか、そういうところにあるのではないか…?
そのつもりで走っていたら、山裾の木立の中にちらっと太い幹らしきものが見えた。
車を止めて木立の中をよく見ると、枝に木製の札が掛けられている。
大当たり、「田浪のイヌシデ」発見!
樹下の周辺はクマザサに覆われていて近づくことはできない。
遠目で写真を撮ったのだが、それにしても我ながら素晴らしい勘である。
気分を良くして来た道を下る。
せっかくなので『不動滝』も見て行こう。
滝の近くのお不動さんの傍に車を停め、滝に続く道を下って行った。
かなり滝に近づいたところで、渓谷沿いに下流の雌滝に続く遊歩道がある。
その遊歩道の方にふと目を遣ったとき、渓流の傍にある樹に目が留まった。
あれは…カツラ?
しかも例の木製の札が付けられているようである。
本の一覧表には『不動滝手前渓側』と書いてあるし、これが「不動滝のカツラ」に間違いない。
幹周は4.85mと記載されているが、近寄ってみると株立のような有様である。
根元はかなり古びており、一部には根腐れのような部分もある。
幹には蔓が巻き付き、これはこれでなかなか味わい深い姿である。
滝を見て引き揚げる。
水量も多く勇壮な滝であった。
次は「田浪のイヌシデ」。
御鴨神社から一旦県58に戻り、少し北上するとすぐに左手に『不動滝』『毛無ヶ山』に向かう道が分れている。
標識も立っているので間違うことはない。
2kmほど走ると左手に『雌滝』がある。
そのもう少し先から左手に登る道が分れており、この道を進んで行くと『雄滝』がある。
田浪地区はそこから1.5kmほど進んだところである。
この『不動滝』の辺りにも巨木があるのだが、それは後回しにして田浪地区へ。
本には『地区の人との会話の中でこの巨木の存在を知った。普段通い慣れている道の傍にこんな大樹があったとは…』と書かれている。
ちなみにこの本には樹の所在地の地番は記載されていない。
頼りになるのは記述されている内容と付属の5万分の1の地図だけである。
しかし地図が頼りにならないことは美星町で経験済みである。
しかしとりあえずは記述を参考に、地図で大まかな見当(道のどちら側にあるか、分かれ道の近くか、など)をつけて行くしかない。
さて、見当をつけた辺りの道沿い右手に注意を集中して走ってみたが…それらしき樹は見えない。
道の傍らと言うからには、道から10mも離れておらず視界を遮る物もないのであろう。
見落としているはずはない。
少し先の分かれ道まで走ってUターン。
今度は左手に集中するわけであるが、待てよ、もしかしたら開けた場所ではなく山裾とか、そういうところにあるのではないか…?
そのつもりで走っていたら、山裾の木立の中にちらっと太い幹らしきものが見えた。
車を止めて木立の中をよく見ると、枝に木製の札が掛けられている。
大当たり、「田浪のイヌシデ」発見!
樹下の周辺はクマザサに覆われていて近づくことはできない。
遠目で写真を撮ったのだが、それにしても我ながら素晴らしい勘である。
気分を良くして来た道を下る。
せっかくなので『不動滝』も見て行こう。
滝の近くのお不動さんの傍に車を停め、滝に続く道を下って行った。
かなり滝に近づいたところで、渓谷沿いに下流の雌滝に続く遊歩道がある。
その遊歩道の方にふと目を遣ったとき、渓流の傍にある樹に目が留まった。
あれは…カツラ?
しかも例の木製の札が付けられているようである。
本の一覧表には『不動滝手前渓側』と書いてあるし、これが「不動滝のカツラ」に間違いない。
幹周は4.85mと記載されているが、近寄ってみると株立のような有様である。
根元はかなり古びており、一部には根腐れのような部分もある。
幹には蔓が巻き付き、これはこれでなかなか味わい深い姿である。
滝を見て引き揚げる。
水量も多く勇壮な滝であった。