蒜山方面
巨木探訪:蒜山方面(6)
ここからは国313を一気に南下して行く。
旧中和村に入って少し進むと左手に再び国482が分岐するので左折。
(西原のシナノキからここまでは国313と国482は共用である。)
600mほどで右手に別れる道に入り、少し先の小さな橋を渡る辺りで民家の向こうに巨木の樹冠が見える。
「真加子のエノキ」である。
地区内の道は細いので橋の近くに車を置いて歩く。
近所の婆さんらしい二人連れがいたので挨拶したところ、なぜかクスクスと笑われた…?
100m先を右手に入りまっすぐ進んで行くと、丘の裾を廻ってからエノキの樹下へ。
丘の上には堂がある。
エノキは守り神なのだろうか。

           エノキ
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さて、本日の最後は「初和のイチョウ」。
国482を400mほど戻って右手の橋を渡ると蒜山初和地区である。
道なりに(おそらくこれが旧国道なのであろう)300mほど進んだ右手のコミュニティハウスの隣に「初和のイチョウ」はある。
樹下の建物は何なのかわからないが、位置的に考えて地元のシンボルのような樹なのであろう。
幹周、樹高とも申し分ない。
ただ、周辺をいろいろなものに囲まれているので、ちと観賞しづらいのが難点である。
面白いことに、樹下に『このイチョウの実(種)は初和の特産品として自治会が活用しています。地区外の方の採取はご遠慮ください。』という立札があった。
イチョウの実について、このような立札を見たのは初めてである。
常識的に考えれば至極当たり前のことであるし、これをセコいと思うのではない。
地区外からわざわざ採取に来る人がいると、いうことにちょっと興を覚えた。

                イチョウ
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これで予定はすべて終了。
国313から県66を通って吉備中央町→県72といつもの道を帰る。
初和から自宅までの所要時間は2時間。
やはり蒜山は遠いのだなぁ。


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