巨木探訪:富村(9)
ここから左手の林道に入って行く。
車でも入れたな、とも思ったが、いやいや行き止まりでUターンできなかったら困るし…などなど思いながら500mほども歩いたであろうか…。
ふと気が付いたのだが左手はずっと渓谷で、造林地は渓谷の向こう岸である。
しかし略図ではイタヤカエデは林道の左手に記されている。
ということは、どこかでこの林道が渓谷を渡る箇所があるのだろうか?
おまけにイタヤカエデまでの距離は大阿曽口から約1km、まだまだ歩かねばならない。
しかもよく考えると「人工造林地の中の道沿い」という記述は「今歩いている林道沿い」という意味ではないかもしれない。
この先進んで行って発見できなければ(あるいは発見できても樹下まで行けなければ)、とんだ時間と労力の無駄遣いである。
無念ではあるが引き返すならば今だ、そう判断して踵を返した。
ヘロヘロになりながら車に戻って渓谷を下る。
ゆっくりと車を走らせていると、白賀渓谷は窓越しに眺めても美しい渓谷である。
見所もたくさんあり、先ほどの休憩所から先は渓谷沿いの遊歩道も完備している。
また巨木ではないが、カツラやミズナラの樹も目を楽しませてくれる。
慌ただしい巨木探訪ではなく、散策を目的に訪れても良い場所であろう。
(写真はエリアマップで最奥部にある『ナメラ渡り』)
ふと気が付いたのだが左手はずっと渓谷で、造林地は渓谷の向こう岸である。
しかし略図ではイタヤカエデは林道の左手に記されている。
ということは、どこかでこの林道が渓谷を渡る箇所があるのだろうか?
おまけにイタヤカエデまでの距離は大阿曽口から約1km、まだまだ歩かねばならない。
しかもよく考えると「人工造林地の中の道沿い」という記述は「今歩いている林道沿い」という意味ではないかもしれない。
この先進んで行って発見できなければ(あるいは発見できても樹下まで行けなければ)、とんだ時間と労力の無駄遣いである。
無念ではあるが引き返すならば今だ、そう判断して踵を返した。
ヘロヘロになりながら車に戻って渓谷を下る。
ゆっくりと車を走らせていると、白賀渓谷は窓越しに眺めても美しい渓谷である。
見所もたくさんあり、先ほどの休憩所から先は渓谷沿いの遊歩道も完備している。
また巨木ではないが、カツラやミズナラの樹も目を楽しませてくれる。
慌ただしい巨木探訪ではなく、散策を目的に訪れても良い場所であろう。
(写真はエリアマップで最奥部にある『ナメラ渡り』)